次の日。つまり今日もまた懲りずに社食に行ったわけだが
サラダはなんとなく敬遠して火の通っている物を中心に
いただいたのだけれども、
ここで今日も皿の中からてんとうむしの幼虫に出くわすというのは
わりとありがちな偶然(という表現はおかしいが)
けれども今日のはそうじゃない。
食事も終わろうかというところで
腕につめたい水滴がたれたような感覚。
天井を見上げたけどそれらしい痕跡もなく、
腕には黒い粒が一滴。小さめのてんとうむしだった。
どうやらどこからか飛来してきたらしい。
昨日の幼虫は溺死したわけだし。
そもそも事柄がてんとうむしつながりなだけで他にはなにもない。
まったく意味が分からない。
ここから事件が始まるような雰囲気もなし。
ネタとして特に面白いわけでもなし。
しばらく考えているうちにてんとうむしは
指先からまた別の場所に飛んでいってしまった。
ただなんとなく、
一連のてんとうむしに出くわしたことで、
何かのスイッチが入った感じがしたので備忘録。
ぱちん。