昇天

名札付けが終わって。
写真を名前ごとにソートして、絞られた写真を小さいサイズに書き出して、
何人かの人(つまり映っている本人)に、メールで送りました。
送ったというか、「還してあげた」と言ったほうがいいかも知れません。
名札付けという体験(わりと苦行)を通して、
そもそも写真を撮るっつーことはどいうことか。
をずいぶん考えさせられました。
この機能、写真の中の顔の部分がトリミングされて
(しかも正中線に合わせて回転までされて)
まず生首がずらりと一覧されるわけです。
その一首一首に対して、名前を付けていくと、
リストから消えてなくなっていく。
こういう言い方はアレですが、それは
まるでうかばれない魂を昇天させていくというか。
そういう感じの特殊な体験だったように思うんです。
(札をつけなければならないというような強い衝動というのは、
このへんが原因で起きてたんじゃないかと思いました)
写真を撮るっつーことはどいうことか。
をずいぶん考えさせられました。